犬は新幹線に乗れる?ルール・料金・キャリーケース選び完全ガイド【2025年最新版】

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犬と一緒に新幹線に乗るには?ルール・料金・キャリーケース選びのポイント【2025年最新版】

東海道新幹線

年末年始や連休に犬と一緒に移動したい飼い主さんへ。
この記事では、犬を新幹線に乗せるときのルール・準備・当日の流れを詳しく解説します。
初めての新幹線移動でも安心して旅を楽しめるよう、実体験と最新情報をまとめました。

犬は新幹線に乗れる?基本ルールと条件

「犬は新幹線に乗れるの?」と不安に思う飼い主さんも多いですよね。
実は、JR各社では一定の条件を満たせば犬の同乗が可能です。
ただし、車内でのトラブルを防ぐため、ルールが細かく定められています。

犬を新幹線に乗せられる条件とは?

犬を新幹線に乗せる際には、JR各社で共通する基本ルールがあります。

  • 体重(犬+クレート含む)が10kg以内
  • 完全に犬をキャリーバッグ(ケース)に入れて扉を閉められること
  • 有料の「手回りきっぷ」を購入すること(290円前後)

JRの規定を守れば、愛犬と一緒に安心して旅ができます。ただし、他の乗客への配慮も大切にしましょう。

犬の新幹線料金はいくら?「手回り品きっぷ」の買い方

犬を新幹線に乗せる場合は、「手回り品きっぷ(290円)」を購入します。
このきっぷは、駅の「みどりの窓口」または改札でのみ購入可能です(券売機では買えません)。
また、支払いは現金のみとなり、クレジットカードやSuicaなどの交通系ICカードは利用できません。

出典:手回り品きっぷ(JREメディア)

購入手順
  • 改札前の駅員さん、またはみどりの窓口で「ペット同伴で乗ります」と伝える
  • 手回り品きっぷ(290円)を購入
  • 犬をキャリーバッグに入れて乗車

なお、発行された「手回り品きっぷ」は、手荷物の見やすい場所にくくりつける必要があります。

犬と新幹線に乗るときのキャリーケース選びのポイント

新幹線では、静かで安全に過ごせるキャリーケース選びが重要です。
体重やサイズに合わないケースだと、愛犬が不安を感じて吠えたり、落ち着かないこともあります。

チェックポイント
  • 扉がしっかりロックできるハードタイプ
  • 通気性が良く、ケース内の温度がこもりにくい
  • ケースごと座席下に収まるサイズ(幅30cm×高さ25cm×長さ50cm以内が目安)

車内では、キャリーを膝の上または足元に置くのがルールです。

乗車前にしておきたいトイレ・食事・水分補給

新幹線の中では愛犬をキャリーから出せないため、乗車前のトイレと水分補給が必須です。
また、満腹だと酔いやすくなるので、食事は少量ずつ与えるのがおすすめです。

  • 出発前にトイレを済ませる
  • 食事は2時間前までに軽めに
  • 給水ボトルで水を少し与えておく
  • 消臭スプレー・トイレシートを持参

犬と一緒に乗る座席びと予約のコツ

愛犬との新幹線旅を快適にするには、座席選びもポイント。
キャリーケースの置き場や周囲への配慮を考えましょう。

  • 通路側の席はすぐにデッキに避難できる
  • グリーン車や指定席では他の乗客の迷惑にならないよう静かに
  • 多頭飼いの方や大型キャリーの場合は最後尾席を選ぶと便利

座席位置は迷うところですが、吠え癖のあるわんこは、吠えだしたらデッキに移動して落ち着かせてから戻ることを考えると通路側の席のほうがあっているかもしれません。

新幹線でのマナーと注意点

新幹線では、他の乗客も快適に過ごせるようマナーを守りましょう。

注意すべきポイント
  • キャリーは座席下または足元に置く
  • 吠え続ける場合はデッキにに避難するか、声をかけて落ち着かせる
  • 匂い対策に防臭シートを使用
  • 荷物棚の上には絶対に置かない

犬が苦手な人もいるため、「見えない・聞こえない・におわない」工夫を心がけましょう

地域別|新幹線ルートごとの特徴と便利情報

路線によって設備や周辺環境が異なります。旅行前に地域情報もチェックしましょう。

  • 東海道新幹線(東京~新大阪)
    ペット同伴者が多く、主要駅周辺にペットホテルやドッグカフェが充実)
  • 東北・北海道新幹線
    冬は寒さ対策をしっかりと。仙台・新函館北斗駅周辺にはドッグラン付宿泊施設も。車は気温差に注意。駅周辺にペットホテル併設施設あり
  • 九州新幹線(博多~熊本~鹿児島中央)
    鹿児島中央駅などでは、構内のペット預かりサービスを利用可能。

乗車中に犬が落ち着かないときの対処法

  • 静かな声で名前を呼んで安心させる
  • 吠えや鳴き声が続く場合は、デッキに避難する
  • 好きなタオルやおもちゃを入れておく
  • ケースを膝の上に置き、振動を軽減

実際に利用した飼い主さんの声では、「いつも使っている毛布を入れておくと落ち着いた」という意見が多いです。

下車後のケアと休憩タイム

目的地に着いたら、まず外の空気を吸わせてあげましょう。
キャリーの中で長時間過ごした犬はストレスを感じていることもあるので、駅周辺のドッグランや公園でリフレッシュさせてあげるのが理想です。

まとめ|事前準備が愛犬との快適な旅を作る

犬と一緒に新幹線に乗るのは、最初は少し緊張するかもしれません。
でも、ルールとマナーを守れば、快適な旅が実現します。

ポイントまとめ
  • 体重+クレート10kg以内でOK
  • 手回り品きっぷを購入
  • 事前トイレと食事を済ませる
  • 座席は通路側や最後尾を選ぶ
  • 地域ごとのルールを確認

しっかり準備して、愛犬と一緒に楽しい鉄道旅を楽しみましょう🚅🐶

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